もともと「ボタン」が好きな私。
(夫によると、「円」が好きなのではないか、とのこと。たしかに。
「円」と「カラフル」と「小さい」の3大かわいいを実現したのが、ボタン)
今日たまたま、むか〜し ボタンをアレンジして自分で作ったアクセサリーをつけていたら、
クラスメイツにお褒め頂き、急に(ほんと急に)、ボタンを買いに行きたい!と思い立つ。
で、クラスメイツに上海世貿商城へ連れてってもらう。
授業が終わって、タクシーに乗り込み、そのまま延安西路を爆走(心は爆走。タクシーはいつも爆走)。
ここは手芸系の卸問屋が何軒も入っているビル。キレイなビル。
ボタンにリボン、大量に置いてあります。
「売り物」というより「サンプル」として置いてある感じ。
ただ、お店によっては、小売りをしてくれます。
で、買いましたよ。買いました!
これで、だいたい80元くらい(1000円もしない)。
日本でこの手のボタンを買うと、ひとつ500円以上するので、
ここは本当にお買い得!
だいたいは、小さな袋をもらって、
そこに好きなボタンを適当に詰め込んでいく方式。
しかも、店員の方に、「これで20元でどう?」とこちらから値段提示をしたりして。
店員さんも、もとは小売りをしていないものだから、「ひとついくら」という金額感覚がまるでないので、値段決定もかなりアバウト。
私「これで20元でどう?」
店員「いんじゃない?」
ってこんな感じ。
たまに少し高めのボタンがあるようで(手作り系のものや、真珠っぽいものなど)、
その数をだいたい目で勘定して、あとは完全に適当なようで。
中国語の勉強にもなるし、
そもそもここはゴミゴミしたような市場でもなくオフィスに近い感じ。
静かで人もいないので、かなり良い。
一生分のボタンを買う。
と、誓いたい。
そして、ふらりとリボン屋さんにも寄った。
かわいいリボンがあったので、「リボン2mほしいんだけどいくら?」
と聞くと、店のおじさんは言う。
店:「免费!(タダ!)」。
私:「啊?(ア?)」(さすがにこのときは中国人的反応になる)
で、聞いてると、
どうやらさすが卸店だけあって、
「サンチエンミー(3000m)」からしか販売していないとのこと。
だから、リーベンレン(日本人)が「リャンミー(2m)欲しい」なんて、
ただの戯言のようで(笑)。
2mなんてサンプル程度の長さだから、タダであげると言ってたようで。
が、ここはこういうことには慣れていないリーベンレン(日本人)の私。
私:「いくつかのチョンレイ(種類)を買うから、さすがにいくらか払う」
店:「リーウー(プレゼントだよ!)」
私:「だめだめ、わたしシエンジン(現金)持ってるし」
店:「リャンミー(2m)に値段なんてつけれない。」
とこんなよく分からないやりとり。
で、結局、数種類を選び、無理矢理に値段をつけてもらった。
10元(150円くらい)。
まー、今思うとタダでもらっておけばよかったのだけど、
店のおじさんは、リボンの卸業について色々教えてくれたし、
タダほど後味の悪いものもないのでね。
そして、
私:「チャンチャン(頻繁に)また来る!」
店:「クァーイー(きてもいいよ)」ということで。
とにかく、興奮しまくりのボタンとリボンのお買い物。
また、ゆく。
ボタンについては、豫園近くの手芸市場にも近々行く予定。
ボタン談義については、またおいおい。