■中国 観たもの | シャングリラムービーの箱の中で   from 北京

     
      

梁家輝『情人』

しばらく、観た映画やドラマの話題はブログで記録してなかったのですが、

この6年間、まあ、ほんとたくさんの中国、香港ドラマや映画を観てきました。

都度観た感想などをまとめていってても良かったかな、と今更思うけれど、

もう無理です。ありすぎて。

 

 

 

 

まあ、梁家辉の生お尻がセクシーとか、そういう部分だけ感想に持つ人も多い映画ですが、

なんだかなぁ、私は色々と感情移入してしまいました。

今後、自分の記録用にも、良かった映画やドラマを勝手にまとめていくのもいいかも、と思っています。

 

今日の映画のピックアップ写真は、

ここ!ってところでスマホでスクショを撮りまとめたものです。

 

梁家辉この時34歳。

それから20数年経ち、映画版『北京愛情故事』なんかでギリシアの海辺を背景に大人な男女のお遊びをするオムニバス部分も演じてたけど、なんというか、男性ってやはりその年齢年齢で、年齢ごとのセクシーさとか幼稚さとか成熟さとかあって、
いやはや単純に好みです!という感じ。
発禁になったりもした映画のようですが、まあエキゾチックな気分になれました。
ごちそうさま。

 

 

 


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北京の自転車



ここのところなんだか忙しくて、
パソコンを開いて記事を書くという時間がなかなかありません。

そんななかですが、
相変わらず、土豆で中国の色んなドラマや映画、バラエティはみるようにしてて、久々に『十七歳的単車』を。
http://www.tudou.com/programs/view/eR_kiG25Vus/

これは、3年くらい前、北京に来る前に日本で観た映画。
あのときは、日本語字幕を追い、しかも中国の城市人と外地人の格差の胸の痛くなる現実もピンとこなかったけれど、
いま、自分のお店で外地人と働いてるので、この映画がまるで他人事ではなくリアルに日々感じる感情が多く、映画のだいぶ早い段階で観るのを中断。



とはいえ、
いまやもう古い感じのする北京の景色と、北京らしい物語。
是非是非、みてください。

北京だから、痛い。
北京だから、あたたかい。
北京だから、におう。
北京だから、走る。
北京だから、固まる。

なんだか全てがある気がするんだよね。
うまく言えないけれど。

最近は、日本の深夜ドラマ『深夜食堂』の中国版、『午夜計程車』もなかなか好き。
舞台は上海だけどね。




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70後の青春を描いた映画。

70后(1970年代生まれ)の青春を描いた映画『致我们终将逝去的青春』をなんとなく土豆で見てみたら、賛否両論あるようだけれど、なんだかグググっと引き込まれて観てしまいました。
以前から主題歌の王菲(フェイ・ウォン)『致青春』は聴いていたのだけれど、映画を観てああ、最後にこの主題歌ね、という感じ。
たしかに90后の子たちが「こんな映画おもしろくな〜い」というのも分からなくもない。
が、80后の私はその中間にはさまれ、とても心地よく映画を観ました。


青春って青春だよね。
でも、ほんと過ぎて行くよね。
年齢は関係ないと思うけれど、過ぎて行ってしまってもうどこにもないのが青春だよね。





王菲の主題歌とともに、日本のYouTubeを↓


疯了 累了 痛了 人间喜剧 
笑了 叫了 走了 青春离奇


中国在住の方は是非是非、「土豆」にて観てくださいね。↓




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サラブライトマン in Beijing !!

先週の金曜日、サラブライトマンのワールドツアーの北京公演がありました。
大学受験のときから、偶像崇拝ならぬ 偶"歌"崇拝 のごとく聴いていた彼女の歌。
友達に言うと、「どんな精神状態の受験生だよ!」と言われるけれど、ほんとサラブライトマンしか聴いていなかった大学三年生。

そんなサラブライトマンの生声をまさか北京で聴くことになるとは。


会場のホール。
この白い霧は、コンサートの粋な演出なんかじゃありません。

ここは、北京。
大・気・汚・染 ♡
ですよ。

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大きなホールでのコンサート。
いつかテレビで観た、ウィーンの古い教会でサラブライトマンが歌ってて、客層もウィーンのお金持ち、みんなスーツに蝶ネクタイなんかを身につけて聴いているようなそんな雰囲気はない。
当然。
中国だし。


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でも、莎拉·布莱曼(サラブライトマン)はやっぱり好き。
北京五輪で歌って以来中国人も彼女の歌をなかなかよく聴き知っているようで。


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でも中国だから、
演奏中の写真撮影あり、飲み食いあり、お喋りあり。
まあ、そんなことをひっくるめて、エンジョイしましたよ。


帰りのタクシーの車窓より。
雨模様。雷まで。
天安門前は、韓国と中国の国旗が掲げられてました。

ここは北京。

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人体の不思議展的、北京の「自然博物館」は?

北京に来る前から耳にしていた北京の「怪しい」博物館。
そう、北京自然博物館。

何って、ここは日本でたまにやってる「人体の不思議展」よりも凄まじいものがたくさん陳列されているということで、結構有名。
こういうのは男性より女性の方が、強いのよね。
わたしの夫くんは、日本で「人体の不思議展」に一緒に行ったとき、入り口付近で本気で固まってたし。女性は強いよね、この系は。

で、わたしも、学校帰りにバス1本で行けることを知り、行って来たよ。
ちょっと肝試し気分で。

でも、「自然博物館」の名の通り、ひとむかしまえのどこかの郊外の街にありそうな雰囲気だけど、恐竜の模型とか、化石とか、標本とかも置いてあるよ。
そして、地下には小さな水族館が。

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予想外に、蜷川実花的写真が撮れたところで、
いよいよその「人体コーナー」へ。

こんなところで食事をしている中国人が。
はは。
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で、中の展示をおそるおそる見てみるのだけど、
北京の裏情報雑誌で見たこのような展示(閲覧注意)が、いまやどこにもなーい!

あったのは胎児関連のみだったかな。
でも、入った瞬間、ビニールシートで覆われた空間があったのよ。
きっともうやめたのかな?
それとも、たまたま今だけやってないのかな?

でも、いずれにせよ、ちょっと安心した。
実際、前情報通りに色々なモノが陳列されてたらちょっと眠れなくなってたかもしれないから。


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中はかなり一昔前の感じだけど、
建物は立派な、共産党チックな建物。
特に行くことはオススメしません。
なんともいえぬ、場末な感じアリ。

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博物館の庭がなんとなく素敵だった。
そこかよ!

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北京自然博物館
北京市天桥南大街126号 
010-6702-4431 
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新疆ウイグルがテーマのアート展〜北京 今日美術館

建外SOHOからほど近い美術館「今日美术馆」へ。 
こんなところに結構立派なアートスポットがあったのね。 
知らなかった。 

ちょっとローカルなエリア(左)と、高層マンション小区(右)の道をすすんでいくと、

ありました。
「今日美術館」
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今回観に行ったのは、「刘小东在和田」。
ウイグル地方の人たちの生活を絵や写真で。
昨年夏に新疆ウイグル地方を旅行したので、
なかなか親しみを持って観ることができました。

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また旅に出たいなぁ、と思う。
やはりこのウイグル地方というのは何ともいえず魅力的。
まるで自分たちとは違う人種というか、
まるで自分からは遠いというか、
でもわたしたち夫婦の顔は、
ウイグル族の人に言わせると、
「ウイグル人でもいけるよ」
ということらしい。

ので、来世があれば、
是非ウイグル地方で暮らしてみたいものです。

そして美術館から見える景色はこんなの。
最近中国でよくみるこの手の彫像と、
ドローカルな食堂、そしてその背景には国贸のオフィスビル群。

何ともいえずごちゃごちゃしてて、
なんか思わず写真を撮ってしまった。

そして、帰り道、またここで、MAAN COFFEEを発見。
とりあえず入ってみた。
が、丽都店や三里屯店のように吹き抜けの開放感はなかった。
あと、中国人しかいなかった。

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ちなみにこの美術館。
アート書籍や雑貨が豊富だった。
好みのものがたくさんあったので、次はここへ買い物へこようと思う。
近いしねー。


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今日美术馆
北京市朝阳区百子湾路32号
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北京ビエンナーレ「未来と現実」〜2年に1度の芸術祭

北京美術館で「第五回中国北京国際美術展〜未来与现实」をやっている。
だいぶ前からバスで前を通りかかりながら、このビエンナーレを開催しているのを知りながら、この前の休日、お日柄もよろしく、行ってきました。

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2年に1度開催される芸術祭で、今年は5回目(9月28日−10月22日開催)。
84カ国が参加し、1,200点の作品が出展されている。とのこと。

ちなみに、入場は「免费(タダ)」。
16時にチケット販売終了だったけど、到着したのが15:55くらいで、危うく入れなくなるところだった〜。そして、外国人はいろんなところでパスポート提示を求められるけれど、ここでもそう。でも、携帯してなかったので、「忘れた」と言ったら普通にチケットくれたそう。適当なので、好き。

我ら夫婦は、横浜のトリエンナーレの芸術祭がとても好きで、毎回足を運んではついでにオクトーバーフェストに参加して、芸術に触れつつも結局はビール臭い感じで1日が終わるという、とても素敵なことをしていたのだけど、ま、北京のここでは、この美術館の中だけのお楽しみ。

休日ということもあり、なかなかの人・人・人。
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私は、絵より造形が好きなのだけど、とりあえずひたすら、絵。
しかも、この広い中国なのに、絵と絵の間が30cmくらいしか間隔がなく、絵同士が何とも窮屈そうで、感情移入するにも距離が近すぎる!
六本木の森美術館のように、「ひとつの部屋にひとつの絵」方式にしてほしい。

そして、造形もたまに現れる。
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中国って感じ。
(最近、感性を揺すぶられるのを避けているのか、語彙がとぼし過ぎる)

とにかく、絵が多いです。
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どうなんだろう。
展示の仕方なのか、そもそも中国の持っている空気感なのか、なんだかあまり感情を揺さぶられることなく、とりあえず大量の絵を見て回った感じ。

そんな中、気に入ったのは、これ。
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女体。
最近、金色という色に惹かれる。
なんだかとても生々しい絵に思えて、目が離せない。
そして、見ていると何だかイヤになる。でもそのイヤ〜な感じを求めて、絵を観るのだと思う。
そして、つまり、女が好きじゃないというところに行き着きます。
女でありながら。女だから。

北京のこの美術館。
その建物外観はとても中国的。
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今回は、ただ絵の数が多すぎたと思いますぜ。
秋晴れ。
アキバレ。
アッパレ。
ネタバレ。



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蓮の花の咲く先の Van Cleef Arpels 展


人民公園に蓮の池があった。
雨の休日、夫くんとこの辺りを散歩していたら、一眼レフを構えたたくさんの人たちに遭遇。
その先には、蓮。

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そして、公園を進むと、「Van Cleef Arpels〜美の伝承」展に遭遇。



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中に入ると、とても個性的な展示空間が。

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このカプセルの中に、色々なデザインの宝石や宝石ボックスが入っている。
テーマは「夏の日の木陰」という感じでしょうか。BGMは蝉の音。

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「China Inspiration」ということで、
中国らしい絵柄やデザインの宝石や宝石boxも紹介されていた。
この下絵だけでも美しい。そして、この色づかいも美しい。

展覧会の公式ホームページはこちら↓

身を飾るための宝石というより、輝く石を使ったアート。
そんな感じ。
展示の仕方も凝っていて、雨の休日にぴったりの時間の過ごし方ができた。


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そして、蓮の花は咲いてゆく。

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梅雨も続いてゆく。




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上海雑技「浦江情」@ポートマン

「世界の朝時間」更新しました!
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二度目の上海雑技。静安寺、ポートマンの上海商城にて。
旦那さんの会社の方が来られていたので、アテンドで。

以前、上海馬戯城の「ERA」を観たことがあるけれど、
うーん、馬戯城の方がだいぶよかったな!

でも、何がおもしろいって、
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場所柄もあって、観客のほとんどが西洋人!
劇場に入った瞬間、我々、吹き出しました。

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まあ、こんな感じ。
だいぶ現代風にアレンジされているようだったけれど、
わたしはいかにも「THE 中国」な上海雑技が好きなので、
やっぱり馬戯城派!→ http://w-shangri-la.jugem.jp/?eid=100


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上海商城(ポートマン)
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↑「朝時間.jp」の
中国レポーターになりました

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安藤忠雄講演会 in 上海 .


上海にて安藤忠雄の講演会「アジアの時代」へ行ってきました。
夫くんがチケットをだいぶ前から取ってくれていたのです。
日中国交正常化40周年のイベント。

そして、講演会場がここだったので、
はじめて上海万博会場跡地へゆきました。
広い !!


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安藤忠雄さんの講演ははじめて。
でも、相変わらずのトークの面白さ。
全部のトーク内容に中国語の翻訳がつきます。

コルビジュエの建築の話や、震災の話。
そして、地球で生きる上での人間の責任。
都市を開発していく上での人間の責任。
などなど。

Picnik コラージュ.jpg

上海にある安藤忠雄建築を見に行こうと思います。
北京でも、故宮近くにものすごく良いデザイン(だと私は思った)のホテルを建築中のようです。
北京にいく楽しみが増えた!

にしても、日本での彼の建築物より、
中国での彼の建築物は、中国の国土の広さがあってこそなのでしょうが、スケールも大きければ、デザイン性の突拍子さ(日本ではもしかしたら受け入れられないようなデザインだったりしていると思う)も凄まじい。

都市計画の勉強をしたくなりました。



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作者:M
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2011年冬より半年ほど上海在住。
2012年7月より北京暮らしスタート
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