|…紹興 | シャングリラムービーの箱の中で   from 北京

     
      

静寂とカラフル。

 

これは紹興かどこかで撮った写真だったかな。

カラフル洗濯物と水墨画みたいな背景と妙にマッチしてていい。

昔はとにかくよく旅行をしていたけれど、最近はめっきりだなぁ。

 

 

 

 

 


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レトロすぎる町 紹興〜住まい〜

レトロすぎる街 紹興は、住宅もなんだかとても不思議。
住宅に統一感がまるでないのだけれど、どれも全部それぞれにレトロ。
営みの基本が住宅とすれば、
この街において住宅は、営みと完全に一体化している。

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▲ 細く長く、水辺の住宅が続いている。
そして、この住宅の中とは、こんな様子。▼
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▲ ここは映画の舞台にもなった場所とか。
住宅に無断で入って写真を撮ったわけではなく、
ここは今でも普通に住民がいながらも、外部の人の入場と撮影を許可している場所。
なんだか変な空間。

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▲ そして、こんな営みも。
とても古い住宅で、しかも水辺。なんだか、とても不思議な光景。
3人家族なのでしょうか。

紹興の街は、住宅もとても興味深いものだった。
家の形は、それぞれ。そして、営みの形は、妙に素直。


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レトロすぎる町 紹興〜帰路〜


紹興への旅は、1日だけのショートトリップだった。
全部の見所を廻るには2日は必要だとのことだったけれど、
街の雰囲気を楽しむには1日で十分すぎるくらい。
なんだか生活の価値観が変わってしまいそうな、そんな紹興への旅。
上海にいるうちに、上海周辺の街は、できるだけたくさん廻ってみたい。

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そして、上海への帰路。
夜のホームは、なんだか淋しい気分。
旅の終わりはいつも、なんだか淋しい気分。

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上海の街はいつもと変わらず、高いビルのネオンが夜空を飾っているだろうと思う。
紹興の空は、まだまだ広かった。
発展を続ける中国の息抜きみたいな街。



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レトロすぎる町 紹興〜ひとびと〜

紹興の街のひとびと。

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レトロすぎやしませんか。
そして、人の営みが美しすぎやしませんか。



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レトロすぎる町 紹興〜水辺の生活〜

紹興は縦横に水路が走っている街でもあり、
至る所で水辺の風景を見ることができる。
たとえば、この辺り一体は、老街として保護されていて、
高い建物を建ててはいけないことになっている。

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自転車タクシーに乗り、2時間、2人で60元(=750円程度)という値段で、
紹興の街の色々なところを廻ってもらった。

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▲ なかなかの乗り心地。狭い路地をどんどん進んでいく。


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▲ 街の玩具屋。と、そこのご主人の昼食風景。


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▲ 街には子供もいる。
写真では分かりにくいけれど、この子供2人は「兵隊ごっこ」をしている様子。
日々どのような映像を見ながら、教育をされているのだろう。


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烏鎮や朱家角のように、観光地観光地していないここの水郷。
観光客も、ほとんどいない。
そうであればあるほど、町歩きは面白い。


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レトロすぎる町 紹興〜『孔乙己』酒屋と臭豆腐

紹興に来たらまず行きたかったのは、ここ。
「咸亨酒店」。
ここは魯迅の短編『孔乙己』にて、
上流階級で文学を志していた孔乙己が毎晩お酒を飲んでいたとされる場所。
実際に魯迅も自宅の近所である酒屋でよくお酒を飲んでたとか。

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▲ここも観光地化されているので、こんな感じで若者も多い。
中国国内から旅行に来ている様子。
この写真の右側のカウンターの様子は、魯迅の小説の冒頭に出て来ます。
このカウンター付近は、低流階級者の席。
そして、実際このお店にもある、奥(丸い入り口の奥)の席は上流階級の席。
そして、孔乙己は、奥で飲むべき身分であるにも関わらず、
毎日このカウンター付近で、しかもツケでお酒を飲んでいるというわけ。


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▲ で、わたしたちも、外の席でお昼をとることに。
紹興酒は8年もの。お茶碗で飲みます。
あとは、好きなおかずを何種類もの中から選びます。
さすがに観光地。ここの支払い方法は先にカードにお金をチャージしておく仕組み。
少し面倒。
でも、味はとっても美味しい。
チンツァイ(青菜)とミーファン(白米)とジーロウ(鶏肉:頭つき)で、
2人では十分な量。
そして、紹興酒も美味しい。


ところで。ここ紹興は、「臭豆腐」が名産でもある。
上海でも、ときどき「鼻にする」臭豆腐。
わたしはいまだ、慣れません。臭い。
嗅いだことのない人に、何て表現すればいいのか分からないけれど、
納豆のように納豆の周辺1mくらいにしかニオイがいかないようなものではなく、
臭豆腐のまわりは、そこらじゅう10mくらいは強烈なニオイが充満する。
が、残念。
ここは、臭豆腐の宝庫だ。

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▲ 老舗臭豆腐店。くさい。


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▲ かわいらしいパラソルの下、臭豆腐を売っている。
くさい。


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▲ 楽しげに会話する街の人々。と、「臭豆腐」。
くさい。


ということで、
この街は、臭豆腐の強烈なニオイが、
いたるところでBGMのように流れてくるのである。
ニオイのたびに顔をしかめながら、町歩きは続く。


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レトロすぎる町 紹興〜到着〜

上海から高速鉄道で2時間。
紹興酒を生んだ水の街、紹興へショートトリップ。
魯迅と、周恩来が生まれた街でもあり、その歴史は石器時代に遡ると言われている。
とある日曜日、朝7時、上海虹橋よりガオティエに乗る。
日曜日の朝早くだったからか、電車は到着までずっと空いていた。

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紹興は、中国語で「绍兴(シャオシン)」と呼びます。
着いた紹興駅は、ローカル駅という名にふさわしい風情。
快晴。


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駅からタクシーで、早速、魯迅的一角へ。
ちなみにタクシーの初乗りは7元(上海の半額)。7元とはだいたい90円くらい。
大変安い。

魯迅が筆をとった場所と、魯迅の台所。
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が、あいにく魯迅的一角は観光地化されていて、まるで風情がなくなっている。
なので、さっさとこの辺りを見て(文学好きなので、魯迅のゆかりの場所をゆっくりみたかったのだけど)、あとは町歩きをすることに。


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ざっと、紹興の街はこんな感じの街。
レトロすぎる。と思った。
魯迅の一角を離れると、とたんに観光客の姿は見えなくなる。
ローカルな営みに触れる町歩きは、まだまだ続く。


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作者:M
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2011年冬より半年ほど上海在住。
2012年7月より北京暮らしスタート
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