中国に来てから四川料理の美味しさに目覚めたわたし。
が、四川料理より辛いと言われる湖南料理はいまだ食べたことがなかった。
夫くんが、是非、湖南料理を食べておこうと言うので、行ってきました。
敢えて、おそらく一番一般的に有名なお店へ。
滴水洞湘菜館。
洋館スタイルの東平路店へ(茂名南路店の方が有名なのでしょうか)。
「四川人不怕辣,贵州人辣不怕,湖南人怕不辣」
四川の人は辛くても恐れない、
貴州の人は辛いものを恐れない、
湖南人は辛くないものをおそれる
という言葉があるようで。
ただ、四川と湖南、果たしてどちらが本当に辛いか、おそらく辛さ以外のところにたくさん特徴もあるので、単純に比較できるわけでもなさそう。
でも、かなり辛かったです・・・!
四川より、辛さが胃にどんどん溜まっていくようで。
干鍋に、スペアリブの香草焼き。いずれも辛かった。
ビールとご飯がすすみます。
クラゲもキクラゲも、辛い!
聞くと、湖南料理の代表的料理、
酸っぱい豆とか挽肉料理とかをいまだ食べていないので、
またチャレンジしたい。
帰路、胃に辛さをかかえたまま、
結局、常熟路から静安寺まで歩き、そこから辛さのうちにタクシーで帰宅。
この日の翌日は朝から出かける用事があったので、
夫婦で胃薬を(念のため)飲んだ。
中国の料理は、多彩で味わい深い。
日本のように、シンプルな味付けや、本来の食材の味を楽しみ、
また、食器や空間を楽しむ、というのではないけれど、
中国のなんとも奥深い、いろんな香辛料が入っていて表現しがたい、
でも、とてもパワーのある味付け、とても好き。
でも、湖南料理には、いまのところあっさりと完敗したようで。
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滴水洞湘菜館(東平路店)
上海市東平路5号
TEL 021-6415-9448
欧米人多数、予約した方が無難
地下鉄1号線 衡山路より徒歩10分
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