トルファンでは1泊。
暑いこの街。夜も暑い。
そして、トルファンは、ウイグル系 と 漢民族系で住んでいる場所も、市場も違うと聞く。
せっかくなので、ウイグル族の市場へ。
あまりに北京とは違うこの街の雰囲気。旅気分満載。
街の中はこういう人たちがたくさん歩いてる。▼
そして、街はこんな感じ。
中国の地方都市のよう。▼
でも、バス停はこんな感じ。
その他、看板や標識など全てのものは「中国語(漢字)と 维语(ウイグル文字)」の併記。
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そして、ウイグル市場へ。
ここにはほぼウイグル族の人しかいない。観光客もいない。▼
絨毯屋さんが多い(しかも長い、大きい)。▼
イスラム系の人がかぶってる帽子屋さん
柄がかわいいので、裏返しにして入れ物代わりにしてもかわいいかも? ▼
お肉屋さん(もちろん豚はいない)▼
ナン売り▼
果物売り▼
とても活気のある市場。そして色が鮮やか。
そんなに広い場所ではないけど、ものすごい人。
日本でも中国でも買えないようなイスラムっぽい食器も売ってた。
荷物になるのを気にして買えなかったけど、ここでしか買えないな。
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そして、市場の近くの屋台へ。
軽く夕飯を食べることに。
上海や北京、そして敦煌、中国の至るところにあるウイグル料理屋さんの店頭には羊肉串を焼く機械が置いてあるけれど、ここトルファンでももちろん本場の「羊肉串」を焼いている場所がたくさん。
市場はウイグル人だらけ。
(中国語は通じる)▼
旅情たっぷり。
そして屋台で羊肉串を食べていると前にウイグル夫婦が。
どこからかティッシュペーパーをもってきてくれ、お茶を持って来てくれ、さりげなく色んな気遣いをしてくれる。
このおじさん。▼
そして「どこの国から来たの(中国語)?」とかそういう世間話を。
ウイグルの人はウイグル族同士では中国語を話さないし、この街にいると余計そうだと思うので、中国語も普通话(中国語標準語)ではなく、どこかぎこちない。
こちらもぎこちないから、何だか話が通じる。
トルファンの夜は長い。
この街も「北京時間」と「ウイグル時間」を両方持っていて、「北京時間で◎時に集合!」とかそういう言い方をするのをよく聞いた。
でも実際のところ、北京からだと時差が2時間はあるので、23時とかでもまだまだ21時くらいの勢い。街もそう。だから、24時とかでもまだまだ子供とかが外で遊んでたりする。
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にぎやかなトルファンの夜は、メリーゴーランドとともに更けて行く。
そして、いよいよ乌鲁木齐(ウルムチ)へ。
旅のつづきのはなしはまたここで。
(→つづく)
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