2012年03月の記事 | シャングリラムービーの箱の中で   from 北京

     
      

湖心亭(豫園の中国茶館)


先日、梅の花に溢れる豫園へ行ってきました。

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が、中国茶館「湖心亭」へも足を運びました。
ガイドブック見ながら、一度は行ってみたかったところだったのですが、
さすがに土曜日の晴れた午後は欧米系の観光客でいっぱい!

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↑この年末年始に工事しているみたいだったけど、
内装とかは特にきれいになっているような感じはなかったなぁ。

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↑ここのお茶うけはうずら卵。夫くんはボリボリと食べていました。
が、わたしはもっぱら花茶。

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↑レトロ茶館。
夕方になると、結構寒かったのだけど。
そういうところが、中国の茶館って感じでいいよね。



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暑い日々とレトロ映画館

ここ数日、上海は暑い!
連日24℃くらいにはなっている様子で、
先週までの寒い日々が嘘のよう。

ホテルオークラに用事があったので、陕西南路駅へ。
そしたら駅前にレトロ映画館。


思わず入ってしまいそうなレトロ外観。
上海がとても好きな理由は、「西洋風レトロと漢字」だと思っているのですが、
この映画館もまさにその趣きのある風貌。

それにしても、
それにしても、夏日。

暑い日々について、こちらでも、
珍しく撮れた夕暮れ写真とともにご紹介しております。
是非ご覧になってください。

明日は晴れるのかな。
衣替えしてok ? ?



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外灘三號。

この前の休日、外灘三號でランチしてきました。
テラス席を確保しましたが、風が強くて肌寒くて部屋の中へ。
最近、中華料理が多かったので、
軽くブランチのようなものをしたくなりまして。

外灘はこの気候。

外灘三號は↑上記写真の右の奥の方の西洋建築物。
1916年に建てられたビルで、
レトロシャンハイそのものの外観でございます。

↑ テラス席はこんな景色!

↑ 欧米人が多いのなんのって。

↑ 胃を休めるつもりで来たのに、
結局、マッシュポテトもポテトフライも食べました。
(だめじゃん)


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外灘三號
New Heights 5楼
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豫園の春!

豫園へ行ってきました。
週末とても気候も天気も良い上海!
豫園では梅まつりをしていました。
春らしい風景を、ご紹介します。

「世界の朝時間」でも上海の春について投稿しました。
よろしければ是非ご覧くださいね。↓↓


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晴れてると、すべてが心地よいですね。
日本にいるときは、晴れの日はスカッと晴れるので、
「太陽」に対してそこまで執着していなかったけれど、
上海に来てからは、なかなか晴れる日にお目にかかれていないので、
晴れただけでテンションマックス!

よい休日を、旦那様と過ごしています ♪



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中国語勉強中。



大学で中国語の勉強をしています。
平日は毎日大学通い。

いくつかクラスがあって私は初心者なので初心者クラスにいたのですが、
もともとの性格もあってか、
もっとストイックにやらないと何も残らないな、と思い、
クラスを上にしました。

そしたら、初心者にはやはり難しく。
勉強の日々でございます。
受験生でもあるまいのに。

でも、大学受験時代にかなりストイック受験生だったからか、
あれから10年も経ったけれど、
頭をひねっている時がわりと幸福で。

語学というと、
英語くらししかやってこなかったのだけれど、
中国語をやっていても、
「英語でいうと今はどのレベルか」というのが分かります。

すると、
ショック!
って思う機会がたくさん(笑)。

えーー、まだ中学1年2学期じゃーん。的な?

でも、今懸念していることが、
あまり教科書を眺めて文法を覚えても、
実際に街で使うのは、簡単な単語であったり簡単な会話だったり。

でも、今はそれをすっとばして学問としての中国語をやっているような気がして、少し不安。やっぱり生きた中国語を、生きた媒体から学ばないとね。

HSKを6月に受ける気でいますが、
別に受験生や就活生じゃないので、もっと日常会話を学んでいかないとー。

と思いながら街を歩くと、街がとても活気に溢れていました。
頭より心が、ググッと動く街に住んでいるのだと実感して、
嬉しくなります。

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動く街、動く人、動く廃棄物。
そんなものに囲まれて、動く言葉を身につけたいな。




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静安別墅のカフェ。



上海の旅行雑誌などでも最近よく取り上げられている「静安別墅」。
レンガの建物が続き、周辺の放置バイクや路上の果物売りがなかったら、
とても中国とは思えないような場所。



とても小さな間取りなのですが、
中国茶のお店や、雑貨のお店、画廊など、
こっそりといろいろあります。

同じようにとても小さな間取りながらも、
きちんとしたコーヒーを出してくれるカフェに行ってきました。

日曜日に行ったので、少し混んでいました。
が、平日にゆっくり行ってみたいなぁ。と。

こんな様子です。↓
猫がいるのですが、いわゆる「猫カフェ」だったのでしょうか?





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安藤忠雄講演会 in 上海 .


上海にて安藤忠雄の講演会「アジアの時代」へ行ってきました。
夫くんがチケットをだいぶ前から取ってくれていたのです。
日中国交正常化40周年のイベント。

そして、講演会場がここだったので、
はじめて上海万博会場跡地へゆきました。
広い !!


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安藤忠雄さんの講演ははじめて。
でも、相変わらずのトークの面白さ。
全部のトーク内容に中国語の翻訳がつきます。

コルビジュエの建築の話や、震災の話。
そして、地球で生きる上での人間の責任。
都市を開発していく上での人間の責任。
などなど。

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上海にある安藤忠雄建築を見に行こうと思います。
北京でも、故宮近くにものすごく良いデザイン(だと私は思った)のホテルを建築中のようです。
北京にいく楽しみが増えた!

にしても、日本での彼の建築物より、
中国での彼の建築物は、中国の国土の広さがあってこそなのでしょうが、スケールも大きければ、デザイン性の突拍子さ(日本ではもしかしたら受け入れられないようなデザインだったりしていると思う)も凄まじい。

都市計画の勉強をしたくなりました。



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中国暮らし1ヶ月に思うこと。


この街の夜道を歩いていると、吉本ばななさんの『キッチン』をなぜか思い出す。
小学生の頃だったか、読書に関しては同年代のどの子よりもきっとマセていた私は、『キッチン』を読んだ。

わたしがこの世で一番好きな場所は台所だと思う。

そうはじまるこの小説。
そして、深夜に冷蔵庫の横にもたれかかり、
主人公は物思いにふける。

その冷蔵庫のなまあたたかい感じと、
夜の微妙に青くて暗い感じと、
床と接触している皮膚の感覚と、
そしてどこか虚空を見ているような目と、

それを小学生のわたしは本の世界の中で想像していたわけだけど、
上海の夜は、なんだかそんな感じがする。

たとえば、
夜、夫の帰りを待ちながら、中国語の勉強をしている。
高層階の自宅の部屋で、
近所のスタバの薄暗くて丸い机で。

そして、ふといつかの春に聴いていた歌がiPodから流れてくる。
東京を思い出したり、
東京に行く前のことを思い出したりする。

ふと自分が今どこに座っているのか分からなくなる。
春独特のこのフヌケな感じ。
だから春は好きになれないんだなぁ。

最近、色々な機会に恵まれ、
「発信する側」にいるような気がしているけれど、
本当に発信したいこと、
伝え方、言葉の選び方、文の作り方、
写真のこと、
それがどうにも過去のように正直に出てこない。
人を攻撃するための発信しか出来なかった過去がたくさんあるけど、
でも素直は素直だったなと思う。

夜、ふと不安になる。
ほんとに感じていること、思っていること、
それらはどこにたまっていっているのか、と。

自分の体のどこかにきちんと貯蔵されてるのなら、
きっといつかそれを取り出すことができる。

そんなことに悶々としていると、
夫は言う。
「それを含めて、いまそういう文章になっていることを含めて、それでそれに対して悶々としていることすべてが、今のあなたでそれが大事」と。


今日、上海の外国語本屋に言った。
日本含め中国以外の人向けの書籍が揃う。
素敵な書店だった。

日本の小説も少しだけ置いてあった。
でも文庫本で1500円、ハードカバーに至っては3500円くらいの値。
日本語を読みたくなっているので、小説を買おうと思ったけど、高いのでやめた。
小説のリズム、日本語のリズム、ひらがなの絵的感覚。
そんなものを見れば、何かまた違うものを紡げそうな気がして、書店に向かったのだとそのとき思った。

でも、結局、中国語の本を買った。

もともと並外れた劣等生だった私は、
劣等生じゃなくなったあとから変なプライドを持つようになった。
劣等生は劣等生じゃなくなる努力をすれば劣等生じゃなくなる。
中国語だって、大学に行く以外にも勉強しないと、
私はいつも人より頑張らないと、
もともと器用な方ではないので。

人を否定することでしか人と自分を比較できなかった時代を乗り越え、
今はまるで人に対する否定、環境に対する否定、
そんなものが消えていった。
中国に来てから、余計に。
(そりゃこんな国ですし)


夜、ずっとわたしのうしろを黒くて長い影がついてきていた。
スリか何かがついてきていると思って、
後ろを振り返ったけれど、誰もいなかった。
10分くらい、振り返るに振り返れなかったのに、
上海の夜に伸びた自分の黒い影だった。

そうやって、東京にいても上海にいても、北京に行っても、
なんとなくなんとなくだけど、
自分が自分であることを確認していくのだと思った。

いまは綺麗なこと、表面のこと、鮮やかなこと、おいしいこと、
そんなことを発信することに決めている。
だから、私の発信している上海はお洒落かもしれないし、
綺麗かもしれない。

けれど、実なそんなことが全て自分の心に映っているものかというと、
そうじゃないのだけれど、
そうじゃないということを、
自分でしっかり知っておくように、
悲しい気持ちも、しんどい気持ちも、がむしゃらな気持ちも、ふと襲う空虚な気持ちも、全部きちんと自分のどこかに貯蔵されていますように。

そんなことを思うのです。

こちらの生活は想像以上に楽しいです。
毎日インターナショナルです。
いろんな国の人と会話し、
お店でも「これ、あれ」しか言えなかったわたしが、
少しずつ中国語で会話できるようになって、
やっと「リーベンレン(日本人)」の枠から、個人の枠へといけるように頑張る段階にきたような気もします。

なんで今中国にいるのか。
夫の転勤なんだけど、いろんなことがリンクしているのが世の常だから、
いろんなことを大事にしようと思う。


中国暮らし1ヶ月。
苦学生のように勉強している時間が、とても好き。
読書と同じように、何かに没頭している行為が好き。

これから自分がどこにいこうとしているのか、
そう思うこともあるけれど、
そんなことを考える時間が惜しいので、そしてそういう体力をこの新しい環境下では持ち合わせていないので、
冷蔵庫の横に座りながら、なんでもいいから、中国語の単語でも覚えるのです。
なんか、受験勉強とか、高い目標があってそこへ向けて必死になるというようなことをまたしてみたいんだろなぁ、と思う。
一種の「若作り」。か。

長文になったけれど、
最後まで読んで下さった方がいたら、なんだかうれしいな。
これがわたしのような気がするから。



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晴れ続きだった上海ですが...

ずーーーっと曇天だったのに、
今週は晴れ続き!
でも、今日はまた雨でしたね・・・。

昨日、太陽がさんさんと照っていて、なんだかどこかへふらりと行きたくなり、
学校帰りにこちらへ。
とても良い天気。
もうすぐ春ですね。

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中国語を少しずつ、ほんの少しずつ、覚えています。
どこに行っても、できるだけ
中国語で会話をします。

通じないときも、
「そういうときって何っていうの?」って聞くと、
中国人は、発音まで丁寧に教えてくれます。

「このスープ、もっとあたためて!」
「予約したいんだけど」
「席はあいてる?」

聞かなくてもいいことまで、
いちいち喋ります。

そして、思う。

クレーマーのようになってるな、わたし。

と。

でも、クラスメイトのフランス人が、
「中国語の勉強って一生懸命やってもだめよ!
ゆっくりよ!」
と言う。

彼女は漢字もまるでだめなので、
説得力ゼロなんだけど、
でも妙にagreeしたので、
のんびり珈琲でも飲むことにした。




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上海の郊外にいくと。


上海の中心から電車で少し郊外へゆくと、
なんともジオラマチックな光景が。
そして、上海の中心よりだいぶ空気が悪い。


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作者:M
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2011年冬より半年ほど上海在住。
2012年7月より北京暮らしスタート
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