毎日通っている場所から徒歩圏内の北京の后海周辺。
寒い風が吹く中、カメラ片手に散歩。
こんな真冬にも写真を撮り、
何か記事にできるものを探さねばならぬ。
随便走走吧!
が、基本的に歩くことが好き。
その次にバスが好き。
その次に車が好き。
あまり好きではないのは、電車と船。
でも、「舟」は好き。
(え、どうでもいい?)
いずれにせよ、歩くことで、
感情と脳みその折り合いをつける人種。
浅草にも飽きてきた日本のみなさま。
レトロ風情を求めるなら、この辺、そして今回の写真では撮っていないけれど、観光客の歩いていないリアル路地裏胡同を歩くことをオススメ。
夫に言わせれば、私は、
「危機管理がなってない!」とよく注意されるが、
感情のおもむくまま、行きたい道を選び、進入してゆきます。
そして、それは対人関係でもそう。
対人においては危機管理は最低限見極めるけれど、
基本的に、感性のおもむくまま人と関わります。
それゆえ、直感的に気に食わないものは即排除されるという、
イヤな性格。よろしゅうに。
で、昨日の后海周辺の写真たち。
鼓楼。
ここのロータリー感が結構好き。
リキシャのおじさんたち、
全員昼寝中だった。
将棋も途中のまま。
この通りにも、洒落たカフェがいくつかあるのですな。
屋上テラスのあるカフェを探したが、
見つかったが、
寒いから入るのはやめた。
ここから先はド・ローカル空間。
基本的にカメラを持っているときは、
ドローカルには進入しない。
后海。
もう凍っている。
凍り始めている。
ここでスケートする人たちを見るのが楽しみ。
映画でよくみる光景。
犬よ。
寒くはないかい。
ここはただの観光ストリート。
平日昼間は人がいない。
犬よ、ふたたび。
冬なのです。
寒いんです。
太陽様様。
心にぴったりくる景色はありましたか?
北京のイメージはどんなですか?
わたしは(たまに失笑されるけれど)、
北京が好きで、ここに暮らす中国人も好き。
本当にいとおしい気分になるのです。
つまらないこと考えてないで、
書を捨てよ旅に出よう。
で、この道すがら、
欧米人に中国語で話しかけられたので、
英語で道案内しようとしたけど、
あくまでここは中国だから、中国語で。
幸いに、この欧米人、
「会说一点点(ちょっとだけ話せる)」と言うので、
「わたしもだよ!」と、なぜかおそらく北京在住の欧米人と、
変に心が通う気になる、冬の昼間なのだった。
だが、最寄りの地下鉄駅がどこか尋ねられたのに、
自分の知っている駅を案内した。
あとで気付いたが、決して最寄りではなかった。
ごめん!お兄さん!
でも、
「20分くらい歩くけど、ちょっと遠いけど、必ずあるから!」、
と言ったから大丈夫か。
道がひたすら広くて長い北京。
20分の徒歩で不安になってまた道に迷うことはないと信じたい。
この街はただ歩き続けることで、新しい場所に辿り着ける街なのだ。
だから好きなのだ。
歩き続けるのだ。自分だけ信じてね。
でも、ごめん!お兄さん!
また会おうぞ!
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