2013年01月の記事 | シャングリラムービーの箱の中で   from 北京

     
      

かすむ北京。

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北京が完全に白くかすんでる。
日本でもニュースになっているようだけど。
ここ数日ずっとこんな天気。
朝起きても、夕方みたい。
ずーーーっと太陽も出ないし、暗いし、どんより。

さすがにこれは気が滅入りますね!!


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alcohol +Beijing

最近、ほんとよくみんなで飲んでいるなぁと思う。
楽しいね。
そもそも止まり木のような、この時間とこの街。

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久々に永安里の「TIM」へ。
この前行ったのは、ちょうどあの反日デモの日だったようで。
もう季節がだいぶ過ぎた気分。

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そして場所を変え。
飲みます。

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寒い街の。
娯楽の少ない街の。
北京の。
そんな夜は、誰かと一緒に話すこと。
それが大事ですね。
危うくひきこもりそうになるから。


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北京の時の流れは、
なんだか最近とてもはやい。

そして、夜になると最近は、
こんな白い夜になる。
大気汚染がひどいなぁ、とほんとに実感する。

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北京のイスラム街「牛街」へ。

去年の夏に「新疆ウイグル旅」に行って以来、イスラム的な空気がとても好き。
北京にも回族(イスラム族)の街があるというので、寒い中出掛けて来た。
バスで行ったけど、西单あたりがかなりの混雑。まるでバス旅行のような感じだった。
しかも北京のバスは空調が入ってないので、寒いしね。こんな長い距離になると。
モスクなんかも一応あります。

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で、到着。
「牛街」。



まあたしかにイスラム系のひとたちの姿はあるけれど、
街が「THE イスラム」という感じではない。

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イスラムの女性たち


でも、お肉屋さんはとても多い。
特に羊肉は至る所で吊られていて、なんだかいい。
これはウルムチと似ているなぁ、と思った。
お肉が至る所で吊られている点は。

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そして、おやつ(小吃)を買ってみる。
羊肉の肉まんのような味。おいしい。

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寒い休日だったので、なんだかそそくさと街から退散してしまった。
イスラム食材はたくさん売っているので、
羊肉串のあのスパイスなんかを買いにやってくるのには最適かも。

今週はまた空気の悪い週末だったね。
ゴホゴホ。

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世界の朝時間を更新しました!


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グランドミレニアムで飲茶ランチ。


この前の休日、旦那さんと飲茶へ。
中国といえば飲茶!ってイメージがあると思うけれど、
北京ではあまりお目にかからない気が。
いや、そんなこともないか。
いずれにせよ、広東料理だから、飲茶は。
そして中国に来てから、一般的に日本人が好むとされる「広東料理」より、四川だとか他の中国菜を好むようになってしまったので、めったに広東料理は食べていない!

でも、ここグランドミレニアム(北京千禧大酒店)の1階のレストラン「揺池」は広東料理。ゆえに、ランチで飲茶を頂くことができます。
北京価格としてはちょっとお高めだけど、
おいしかった!

これはリピートだな。

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どれを注文しても美味しかったな。
お昼遅めに来たら、ブランチならぬ「ラディナー(ランチ+ディナー)」が出来そう。
たくさん食べなきゃ、もったいないもんね。

ホテル内は春節仕様に。
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レストラン内
(なぜかピンぼけ)


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菊花茶を飲みながら、
飲茶を楽しみました。

おいしいものを食べると、元気になるね。


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世界の朝時間更新しました〜!
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北京の息抜きのような、溜め息のような夜景。

わたしたちが暮らしている北京のビジネスの中心部。
そんな夜景を向こうに見渡しながら、
ふと迷い込んだこんな路地裏。

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なんだか、手紙やはがきをくれたり、
メールをくださったり、
このブログや何やかんやを見てご連絡をくださる皆様に感謝。

でもアドバイスとか、
もっともらしいこととか、
そういうことは別にもういいんだよね。

そういうことで片付かないことが
たくさんあるからね。

でも、こういうときに、
人にもっともらしい感じで説教じみたことを言う人が、
意外と多いのだと思った。

でもそれを批判するわけではなく、
みんないろいろ迷いながら日々進んでいるんだということがよく分かった。
自分もそうだけど。あらためて。思った。
みなさんに感謝。

Jubilee
歓びとは 誰かが去るかなしみを
胸に抱きながらあふれた
一粒の雫なんだろう
雨の日も 風の日も




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雪かきをする人と、わたしと。

北京は朝から雪が積もった。
この冬の北京は雪が多いらしい。
でも雪が降ると、寒さがやわらぐ。

いろいろなことがあって、
自分のこころもざわついて、
ちょっとすさんで、
かなり泣いたりもして、
でも朝、部屋の窓から雪景色を見下ろした。

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雪かきをしている人がいた。
マンションの人なんだけど。
このマンション村にはたくさんの中国人が働いてる。
掃除したり、修理したり、
たった少しの欧米人や外国人や金持ちの中国人のために、
せっせと。

雪かきをしている人をずっと見ていた。
どんどん雪がかきわけられていった。
ただそれを見ているだけで、
今日も一日頑張ろう、って思った。


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(北京のバス)


仕方ないから どうにもならないこととか
素敵な夢見て 結局幻だったりとか

どうしようもないことを ただ諦める
前向いていこうや そんな声も 耳を通過する

通過したのぞみ号は 時速300kmで
誰にも負けないように こころから走る

砕け散った心を 拾い集めるように
街はざわめく人もつぶやく 想いは交差する

夢見がちなロボットは 決まり文句も
言わないまま 電池切れ
涙があふれるよ

人の心 信を問う この輝かしさよ
雨を降らし 朝日を浴びて勝手に立ち上がる

そーゆうことかもしれないなと 誰かが言おうとも

あてにせず 背筋をただし
あせることなく あきらめずに 立ちはだかれ
ここに生かされている
あきらめずに 立ちはだかれ

涙なんて流すな

大好きだな この夕陽を見送って 
走れ 走れ 走れ 走れ

(くるり「のぞみ1号」)

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こんな鮮やかなピンクの鞄を持ち、
しましまのタイツを履き、
カフェラテを雪を見ながら飲んでいる。

そんなわたしも、
どうしようもなく涙が止まらないときがある。

明日もピンクを持っていこう。



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休日はスペイン料理でブランチ/三里屯

三里屯の那里花园にはスペイン料理のレストランがたくさんありますが。
今日はここへ。
カラフルな店内に惹かれて。

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とはいえさすが夜の街 三里屯。
休日のランチ時は、、、
わたしたち夫婦しかいなかった!

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入り口


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カラフルな店内。


まあ、たしかに、
夜に飲みながらツマみたい感じのお料理が多かったかなぁ。
一応、パエリヤも食べといた。

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今後行くとしたら夜かな。
土曜日の北京は、また空気が悪い。
白い白い。

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そして三里屯からふらふらと散歩しました。
亮马河ももちろん凍ってます。
そして魚釣りしてます。みなさん。

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北京風情だなぁと思うけれど、
なにせ今わたしはひどく傷心中。
ほんとに世界が白っぽく見える。


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Migas
(↑サイトがめちゃおされ)
北京市朝阳区三里屯北街81号 那里花园6层
010−52086061
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どこか行きのスロウボート。

なんだかほぼFacebookの投稿のまんまだけど。 
もう書く気力が残っていないので、恥ずかしながら。

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はじめてできた中国人の親友が、もうすぐ北京からいなくなる。
村上春樹『中国行きのスロウボート』ではないが、私にとって彼が本当の意味で触れ合った「最初の中国人」だった。 
そもそも私達は格差がありすぎる友情関係だった。
お互いそんなことは分かっていた。
でもどこか非常に気が合った。

軍隊にいて ‘アンチ日本’ を刷り込まれた親友にとっても、私が本当の意味での「最初の日本人」だっただろうと思う。 

月給2000元(3万円)から月給3000元(4万5000円)になるからって、
北京を離れる選択をした。
私に相談もなしにそれを既に決めたと聞き、
「2000も3000も変わらないでしょうが!」と怒鳴ってしまった。
彼らにとってその差が非常に大きいことも分かっていたのに。

金と友情どっちをとるんだ!って、
それは裕福な人間が言うことで、
彼らにそんな比較選択はない。と改めて知った。 

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友達関係を築いていく中で、
中国の色々な暗い部分を毎日息苦しいほどに感じた。

それはこっちで日本人同士、はたまた旦那さんの同僚の中国人(日系企業で働く高給取りのエリートだろう)と関わる中では感じることのできない、本当に暗い闇のようなものだった。 

日本に行けば金持ちになれる、
って本当に思っているようだった。
だから日本に行けるようにして欲しがっているのも分かった。
iPhoneを欲しがっていた。
とにかく小さな子供がおもちゃ屋で目を輝かせるかのようにいつも明るく元気に色々と夢があるようだった。

でも、そこに感じる自分の感情が、
友情なのか同情なのか分からなくなっていった時もあった。 

私ときたら、人生のバケーションと言わんばかりのわりと贅沢な暮らしを送りながら、大学にも行かせてもらいながら、贅沢なマンションで寝起きしながら、抗えない格差のバランスをとろうとしていた。

そして、
「友情なのか同情なのか」
ってこれほど結果の見えない自問自答はないぞ。
ってこともはじめて知った。 

が、そんなこんなありながら、
今までの自分の人生では経験のない友情関係を保ち、
私の稚拙な中国語で思い切り意見をぶつけ合った。
我ながら本当に一生懸命だった。
なんだか中国という国に体当たりしてるような気分でもあった。
オオゲサだけど。 

「格差も国境もなく友達だから」
ってほんと子供が結ぶような純粋な友情関係だった。と思う。 

そんな親友であり、人生の盟友が、北京から居なくなる。 
あまりに哀しくて、突然で、滝のように泣いた。
ミソジでもこんなに水分ってあるのか?ってくらい泣いた。
30代最初の涙だった。
忘れもしないだろうな。 

「没办法(どうしようもない)」って何回お互いに口にしただろう。 

中国はどこへ向かうのだろう。
日本はどこへ向かうのだろう。
中国人は?日本人は? 

最近、この北京という街が投げかけてくる色々なことがどんどん降り積もっていて、幾分疲れている。

日本のテレビもNHK以外一切見ない、そんな日々が自分を本能的にしているのだと思う。
おかげでお酒は美味しいし、ごはんは美味しいし、人と触れ合うのがすごく楽しくて嬉しい。「頑張って人間を営んでます」
って気分。 

私もこれからどこへ向かうのだろう。
愛する旦那さんはどこへ向かうだろう。
いつか子供も持つのだろうか。
その子に友情とはどういうものだと教えるのだろうか。 

全てにおいて、
とても自分の人生がいよいよ楽しくなってきた。
もちろん苦味を含めてね。

我们的好日子在后头呢! 

友情は離れていてもきっと続くのだろう。 

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大気汚染から一転、
ここ数日北京はずっと青空が続いている。

こんな普通の日々がまた続く。
そこにもしかしたら格差的感覚がなくなる日がくるかもしれない。
とても淋しいことだけど、
でも、友達である限り、遠くから応援することはできると思う。

街が、
北京が、
どんどん私にいろいろなことを与えてくれる。

ときに途方もなく苦く、
ときにベラボーに愉快で、
このまままた春がやってくるのが、
なんだか本当に淋しい。

ずっと冬だったら、
ずっと大気汚染だったら、
なんかバランスがとれるのにな、なんて、
不謹慎ながら思ってしまう。




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いくぶん思想的になる天候気候

マスクして外出する日々だけど、今北京で使っている(日本から持って来た)マスクって今問題となっている細かい粒子を軽々しく通すマスクっぽい。
意味ないじゃない!

ということで、天安門の夕方。

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夕方になって、太陽がさしてきた。
うっすらと。うっすらと。
というか、北京ってわりといつも空も空気も良くないから、
いまさら大気汚染と言われてもそこまで騒がしいものなのか?とNHKを見ていると思う。


ともあれ、久々に覗いた太陽。
写真を撮りたくなる気持ちが分からなくもない。
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ちなみに、今朝は、
朝だけどこんな夕方みたいな感じで、
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ついでに、朝だからゴミも散らかりっぱなしで、
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でもまあ、こんな風景をひっくるめて
この街の持つ息づかい、色合い、思想、全てがなんだかとても好き。
変わってるのかもしれないけれど。


そして、最近気付いたことだけど、
どうやら30歳を過ぎてますますカフェインを欲するようになっている様子。
必ず一日二杯くらいは飲まないと、集中できない。
若い頃はそんなことなかったんだけど。

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だめですかね。
思想的になって、珈琲飲んで、
それでいてもう30歳っていうのは。

この街で暮らしていると、なんだか思想的になって、それを発信してしまったりして、あとになってちょっと日本の体温に戻る感じ。
でも、関係ないか。

ここで暮らす、ここで暮らしていて思うこと、
わきあがる思想的なこと、
全てが人生のビターシュガー。


だと、思う。
そうえいば、いまさらながら中国版Twitter「微博」を始めた。



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大気汚染度maxの北京。休日ぶらぶら。

日本のニュースでも流れたようだけど、ここ数日北京の大気汚染が酷い状態になっている。
朝も夕方も大差ないような灰色の毎日。
空気汚染指数もありえない値。
「測定不能」というような値。
大丈夫かね。

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まあそんな休日だけど、家にいるのもつまらないので出掛けてみる。
ひとまず「芳草地」へ。
GAPやとんかつサボテンがオープンしたということで。
GAPでショッピングをし、とんかつさぼてんへ。

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まさか北京で、さぼてんのとんかつを食べれるとは。
店内はほぼ満員状態。
でも、なにがおかしいって、中国人服务员が完全に日本式のサービスをしてくれるところ。
中国語で日本式のあの丁寧な接客をされるとなんだかくすぐったい気分。
「キャベツおかわりいかがでしょう?」
「お茶入れますね」
「ごまをおすりになってお待ち下さい」
ってなことを中国語で、しかも慣れないおじぎ付きで。

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でも!
日本と同じ味だった!!!
おいしい!!!!!!
夫婦で感動!! おいしい。おいしい。
これは頻繁に行ってしまうな。
日本料理は北京でいろんなところで食べれるけれど、本当においしい日本食というとはてさて?という感じだから、さぼてんのトンカツのクオリティといったら!


そんなたぷたぷのお腹をかかえ、次に向かったのは、国贸三期シャングリラホテルのカフェ。一応ここが北京で一番高いところにあるカフェでありバーかな。
バーで何度が利用させてもらったけれど、カフェははじめて。

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でも、もちろんのことながら、大気汚染MAX。
窓の外は真っ白。もちろん。もちろん何も見下ろせませんとも。
なぜなら、ここは北京。
世界一空気が汚い首都です。

でもまあ、ゆっくりとカフェをし、またまた汚染された街をマスクで防備しながら歩いて帰りました。

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そんな北京の休日。
はやく青い空が見たい。
でも、こういうモヤモヤサマーズ的なのも嫌いじゃない。
でも身体にきっとかなり悪い。
自己防衛自己防衛。




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2011年冬より半年ほど上海在住。
2012年7月より北京暮らしスタート
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