緑の壁フェチの私です。
世界城付近になる、緑の壁のあるカフェ。
私が4年前に北京でレストランをしていた時も、壁は緑でした。
緑の壁、がどうしても好きで。
ちなみに、緑の壁があるのはお店の中の一部分です。残念ですが。
とても品の良いカフェです。
いえ、
カフェでした。
というのも、どうやら最近付近を歩きましたが、無くなってしまっていたようで。
緑の壁だけでも、残して欲しかったです。
北京。
おなじみの場所でもありますが。
ここはほんと、いつ来ても、汪峰「北京北京」が頭に流れますね。いまだに。
確か私が北京に来た年に『北京愛情故事』が放送されてたんじゃないかな。
みんな滴答滴答を歌ってたよね。冬でね。物悲しくてね。
とっても寒くて。あの年は。
あれからまあ月日が経つのは早いもので、
あの時いた日本人の友達はほぼ全員今はいないね。
あれが最初に見たドラマだったけど、
今や、ドラマも映画も音楽も、
中国人より詳しくなってしまって、
ほんと、月日の流れを感じます。
いた人がいなくなり。
いなかった人がここにいたり。
そして北京という街は、物悲しさをいつも抱えながら、
漂って涙を流し、痰を吐き、怒り、
いつもオレンジ色みたいなボォっとした灯りで若者を見守ることもなく、
冷たく、でも離れることができず、離してもくれず、そんな街。
そして、北京駅はその凝縮されたような場所。
だから好き。
さあ、このカフェも7年くらい前はしょっちゅう行っていた場所。
南锣鼓巷にあります。
南锣鼓巷なんて、もうこんなに長く北京にいるとわざわざ行くことなんてないけれども、
先日、久々の青空で、ここはいっちょ懐かしさを思い出しに行くか!
と、向かいましたよ。
帽儿胡同の手前にあるこのカフェ。
昔も今も、上は青年旅館(ユースホステル)になっています。
たまにはいいもんですね。
当時全くお金のなかった中国人の男の子に、700元でワインやビールをおごられたことを思い出した。
これまでも、これからも。
少しご紹介になってしまいますが。